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『樹の家』こだわり -Ⅵ-

2020.2.26

『樹の家』こだわり

お疲れ様です。吉田です。
今回は建築のお話しを…
みなさん、スケルトンフィルという言葉を聞いたことはありますか?

簡単に言いますと、スケルトンは骨組構造、インフィルは内装・設備や間仕切りのことですが
この二つを分けて考えることで様々なライフステージや生活スタイルの変化に対応できるようにする設計手法のことです。

スケルトン自体をしっかり計画さえしていれば長期的に有効活用することが可能になります。

ちょうどいい資料がありますのでご紹介します。
ここに夫37歳、妻33歳、長男8歳、長女5歳の4人家族がいます。(フォルクスハウス資料より)

二人の子供はまだ小さいので、寝室以外は広々とした子供たちのスペースにしています。
そしてちょっとした書斎コーナーも作りました。

10年後、夫47歳、妻43歳、長男18歳、長女15歳。
下屋とカーポートを増築、庭の木も成長しました。

子供たちも大学生と高校生。それぞれ個室が必要です。間仕切りを兼ねた収納棚のおかげで、スペースにも余裕があります。(収納棚間仕切りについては、後日… )

さらに10年後、夫57歳、妻53歳、長男、長女は独立。
それに変わって夫の母が一緒に住むこととなり、あらたな3人の生活となりました。

子供たちは独立したため、子供部屋はありません。
2階全体を二つに分けて、一つを夫婦の寝室と充実した書斎のスペースに、そしてもう一つのスペースを子供たちが帰省したときの予備室にと考えています。
お母さんの部屋は一階の和室です。

いかがでしょうか?
間取りは今だけを考えれば、どうしても2階に子供部屋2つに、寝室1つと、はじめから区切ってしまうのが一般的ではありますが、ライフスタイルは10年ごとにどんどん変わっていきますます。

その度ごとに変化していかなければいけない間仕切りを設計の段階で決めてしまうことは、間取りの為に住宅の寿命を縮めることにならないでしょうか?

構造をしっかり作っておけば、中の間仕切りをはじめから決めるのではなく、ワンフロア―にして、その時々のライフステージに合わせて物入や、棚、簡易的な最低限の壁で仕切り、さまざまなライフステージに対応していく、その度ごとに変化し続ける「完成しない家」とすることが出来ます。

とは言え、現実はなかなか受け入れられませんがね。
共感していただける方、一緒に永年続くいい家創りをしましょう(*’▽’)⤴

株式会社高橋住研