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空気温度ではなく「作用温度」に注目!

住みながらゾーン断熱

「作用温度」を整えることが快適で健康な室温環境のカギ!

快適な健康な温熱環境とは、体の熱バランスが無理なく取れている状態のことをいいます。冬期の室内では放熱量のおよそ半分は周りの空気への「対流」、残り半分は遠赤外線により周辺の床・壁・天井への「放射」により放熱されています。放射による放熱量は、人体の周りの床・壁・天井の表面温度「放射温度」により決定されます。この放射温度の影響も加えて、暖かさの実感により近づけたのが「作用温度(体感温度)」です。

高断熱+床暖房なら空気温度を上げずに快適性確保

健康・快適な室内環境の確保には、この作用温度を整えることが肝心です。低断熱な住宅では室内側の放射温度が低いため、空気温度を高くする必要があります。エアコンからの高温の空気は軽く上方に溜まるので、顔に強い乾燥感が生じ、足元は寒いままになってしまいます。高断熱と床暖房の組み合わせなら放射温度が高くなるので、空気温度を上げる必要がありません。足元から暖かく温度ムラや乾燥感も少ない、快適で健康な空間ができるのです。