2023/04/08
HEAT20 G2とは???
暖かくなって来ましたねー!!
家の近くの小学校の桜も満開になっております。(*^-^*) 吉田です!!
さて今回は、いつも話しを出しております、当社が標準仕様としている、HEAT20のG2ですが、それはいったい何?何が良くて標準にしてんの?大体HEAT20って何よ???と言うところをお話ししてみたいと思います。
「HEAT(ヒート)20」とは、2020年7月22日に設立された団体で、一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会の略称です。メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志です
設立の目的は、『当法人は、低環境負荷・安心安全・高品質な住宅・建築(以下、住宅等と称す)の実 現のため、主として居住空間の温熱環境・エネルギー性能、建築耐久性の観点から、 外皮技術をはじめとする設計・技術に関する調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的とする。』となっております
HEAT20では、日本を8つの地域に区分して、それぞれの気候に適した断熱性能の基準値を定めて評価しています。断熱性の高さを示す数値は、UA値を用いています。「H28省エネ基準」や「ZEH(ゼッチ)」の基準よりも、厳しい基準となっています。
それが、G1、G2、G3という3つのグレードです
気仙沼市は4地域となっています、当社ではHEAT20が行っている住宅システム認証に登録しておりまして、うちの工法がHEAT20のG2との認証を受けております(*^-^*)、当地区ではうちが初めてで、県内でもうちを含めても、まだ2社しか無いようです
さてそれでは、HEAT20にすると何が良いかと言うと、まずは暖かいと言う事です
無暖房にしても、家全体の温度が、この気仙沼の地域で、おおむね13度を下回らず、しかもその中でも15度未満の場所が、家全体の15パーセント程度しか無いと言うことです、いかがですか?皆さんの家は真冬の寒い日には、無暖房で15度を下回らない場所がどのくらいあるでしょうか?
次に※暖房負荷の削減率です
HEAT20のG2では、平成28年度基準からの暖房負荷の削減率は約50パーセントとなっております
そして、全館暖房した時!!これを特に言いたいのですが、こういう断熱住宅にした時には、全室全館暖房を当然に考えると思うのですが、HEAT20のG2では赤丸『平成28年レベルと概ね同等のエネルギーで全館連続暖房が可能』となっております、それに対して、HEAT20のG1では青丸『約35パーセント増』となっています、
いかに暖房負荷が削減されていても、HEAT20のG1では省エネとならないと言うことです、今住んでいる住宅より、光熱費が増えてしまうんです、考えられないですよね?
今現在、気仙沼地区でHEAT20のG2を標準としているの当社だけです。。。。。
※暖房負荷:冬は、一般的に、室内から室外に逃げていく熱が多くなるため、暖房をしていないと室温が徐々に下がります。室温が下がることを防ぐために、室内の空気を加熱しないといけません。この加熱しないといけない熱の量を暖房負荷と言います。
しかしながら、こんな声が聞こえて来そうです、、、『じゃーG3に何でしないの????』、、、
これは当たり前の質問だと思います、だけどまだコストが追い付いていないんですよ、これは他の業界団体や大学の先生、高断熱の先駆者的設計士さんも、おしゃっている事ですが、暖房負荷の削減率が下がっても、材料費のコストアップがその削減率をオーバーしてしまうので、お客様にとってメリットがほとんどありません
ですので、今はまだですが、いずれ、G3も現実化して行きたいと日々努力しております、そういう流れにも業界全体がなりだしてる事も確かです
さて、髙橋住研の樹の家 HEAT20のG2の家は毎日見学会を行っております 一度体験するだけでも良いですから、是非おいで下さい、お待ちしております
当社裏の展示場 ➡ 【おうち見学会 】気仙沼で暮らす。
よろしかったら、こちらもご覧ください➡樹の家
他にセミナー等も定期的に開催していますので、よろしくお願いいたします。➡ イベント